Claude Codeのスキルをどのリポジトリからでも呼べるようにする方法。発見にはシンボリックリンク、アクセスにはadditionalDirectories、入口で1回のcd -P、そして相対パスを使わないこと。
このブログについて
AI システムをつくり、その過程で見つけたことを書き残しています。ここで公開しているものの多くは、何かがうまく動かないところから始まり、本当の原因にたどり着いて動かせるようになるまでの記録です。
何を書いているか
修正そのものは、たいてい短いものです。読む価値があるのは、正しい場所にたどり着くまでにどれだけかかったかのほうです。
記事のおよそ半分は、このサイト自身についてのものです。Astro で動き、静的ファイルとして Vercel にデプロイされ、CMS もデータベースもありません——記事はフォルダの中の MDX ファイルです。
ここにあるものはすべて、英語・日本語・繁體中文の三言語で公開しています。英語がソースで、残りの二言語は同時に出します。
私について
oharu・東京
AI システムをつくっています。検索されることを前提に整理されていない社内ナレッジに対する RAG、自分でクエリを書いて実行するエージェント、そしてそれらを本番で支えるための地味な部分です。
情報工学ではなく財務の出身であることは、結果として強みになりました。仕事の多くは、お客様が本当に必要としているものを見極めることに使っています。それは依頼書に書かれている内容とは違うことがよくあります。そのうえで、専門用語を使わずにシステムの中身を説明し直します。この後半が、思われているよりずっと重要です。誰も説明できないシステムは、誰にも信用されません。
英語・日本語・繁體中文で仕事をしています。キャリアの大半は国をまたいだチームで、このブログが一言語ではなく三言語あるのも同じ理由です。
台湾で財務を学び、兵役を終えてから来日しました。情報工学の学位はありません。QA から始めて独学で開発に移り、2026 年から AI エンジニアとして働いています。
資格
- Claude Certified Architect — Foundations
作ったもの
サービスデスク向けの RAG アシスタント。過去数年分のチケットを検索して回答を下書きし、問い合わせがあいまいなときは推測せずに確認の質問を返します。フロントは Next.js と SSE、バックエンドは FastAPI と Bedrock Knowledge Bases です。
データウェアハウスへの質問に、データベースを検索し自然言語で答えるエージェント。SQL を書き、Athena で実行し、返ってきた内容を説明するところまでを行います。Lambda や Bedrock Agents を経由せず、アプリケーション側でツール使用のループを回しており、SQL のエラーはリクエストを失敗させる代わりにモデルへ渡して、次のターンで直させます。
Vertex AI RAG Engine 上の Google Chat アシスタント。Google Chat の Webhook は同期応答でストリーミングがないため、自分のメッセージを書き換えつづける方式にして、読み手がスピナーではなく検索の進捗を見られるようにしました。コーパスはスケジュールで自動更新されるので、Google ドライブ上のファイルを直せば、誰かが再登録しなくても検索対象になります。回答にはフィードバックのボタンが付いていて、その結果はデータポータルに集まります。ナレッジベースの穴を、勘ではなく数字で把握するための仕組みです。
趣味でつくったもの。Claude Code のスキル群をバージョン管理された公開リポジトリとして出しています。AdCraft AI は、商品写真から 8 秒の広告動画をつくる 3 つのエージェントで、AI Agent Hackathon with Google Cloud のファイナリストです。113 件中の 10 件でした。
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連絡先
何かをつくっている方からの連絡は、いつでも歓迎です。AWS 上で AI システムを本番に載せようとしている、あるいは複数の言語で成立させる必要のあるプロダクトがある。そうしたお話があれば、ぜひ聞かせてください。記事について意見を交わしたい、というだけの理由でも十分です。
いちばん早いのはメールです。記事の誤りを見つけた場合は、GitHub の Issue のほうが向いています。


